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小・中・高校生のみなさん「夏休みは読書をしよう!」 2015年の課題図書はこれだ!

小・中・高校生のみなさん、夏休みですね!
とても羨ましいです。

夏休みの宿題「読書感想文」は課題図書からどうぞ
夏休みの宿題として「読書感想文」が出ていると思いますが、読む本で悩んでいる方は課題図書から選んではいかがでしょうか。
課題図書は、毎年開催されている「青少年読書感想文全国コンクール」の対象図書として、全国学校図書館協議会により選定されています。
プロが選んだ本は面白いし、ためにもなりますよ。
コンクールへの応募は自由図書(自由に選んだ本)の感想文でも可能です。



児童・生徒だけでなく親も読んだらいいと思うんですよね
親子で同じ本を読めば、「場面、情景」についてだったり、「登場人物の心情」「著者の伝えたいことはなんだろう?」などと会話のネタ(コミュニケーション)になりますよね。
その会話がヒントとなって、感想文も書きやすくなったりもすると思います。
感想文にするのは難しいことですが、会話だとなぜか「あーだ」「こーだ」と言えたりするものなんですよね。

を抜きにしても、さすが専門家が選定されているだけあって普通におもしろいんです。
わたしも1〜2冊は読んでいます。


ということで、
「(2015年)第61回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書」をまとめてみました。


課題図書の目次
小学校低学年(1、2年生)
小学校中学年(3、4年生)
小学校高学年(5、6年生)
中学校
高等学校


小学校低学年(1、2年生)


あした あさって しあさって (おはなしだいすき)
とおくの町で仕事をしているお父さんが、ひさしぶりに、帰ってくる! くまのこは、うれしくてたまりません。お母さんに、「あした、あさって、しあさって」の意味を教えてもらい、「しあさって」を楽しみに待ちます。


かあさんのしっぽっぽ (おはなしいちばん星)
こわーいおこり顔のかあさん。ふうっと、かあさんの顔がキツネに見えました。もしかしたら、かあさんは、このキツネに食べられてしまったのかも…いそがしいかあさんと結衣とのすれちがいとふれあいをあたたかくユーモラスにえがきます。


クレヨンからのおねがい!
ケビンが絵をかこうとクレヨンの箱を出すと、自分宛の手紙の束がありました。12色のクレヨンからです。人気色で忙しすぎるから休みたいとか、もっと自分を使ってほしいなど…クレヨンの気持ちが伝わってくるユニークな絵本!


はこぶ
海も山も空も!小さなものも大きなものも!!はやく無事にどこまでも!!!さあ、いっしょにはこぼう!


小学校中学年(3、4年生)


かぐやのかご (こころのつばさシリーズ)
わたしじゃないよ。わーん、わーん。学校からの帰り道、大きな声でないていた清香に、竹のたばをかかえたおばあちゃんが、話しかけてきました。「じょうちゃん、わるいども、ちょっとこれもってけれ」竹のたばをおしつけられ、清香のなみだは思わず止まりました。おばあちゃんは、ザル作りの名人だったのです。まほうのような手さばきで、やわらかく形を変えていく竹を見るうちに、清香の心はしだいに安らいでゆき…。


パオズになったおひなさま
ひなまつりに、愛花の家ではおばあちゃんだけがつくれるごちそう、肉まんが食卓にのぼります。小学5年生のひなまつりに愛花は、「おばあちゃん、うちの家では、どうして、ひなまつりに肉まんを食べるの?」とたずねます。クラスのみんなから「そんなの、聞いたことない」と騒がれ、先生に「理由を聞いて、発表してください」といわれたからです。
「おばあちゃんの肉まんはね、ふつうの肉まんじゃないんだよ。パオズ。中国で、肉まんのことをパオズっていうの」
そう前おきして、おばあちゃんが話し始めたのは70年ほど前に中国の大連に住んでいたこと、中国人のリンちゃんと仲のよい友だちになったこと、順調に商売をしていたお父さんが憲兵につかまり家に戻ってきたときには心を砕かれていたこと、リンちゃんとの友情も引き裂かれたこと、夢破れ一家で日本にもどると決めたこと・・・・・・。
おばちゃんが話してくれた、海のむこうでの生活や出来事、戦争が原因で起こった悲しかったことやくやしかったことに驚く愛花。おばあちゃんがつくるパオズには、そんな出来事が詰まっているのでした。



お話きかせてクリストフ (文研ブックランド)
クリストフは、中央アフリカのルワンダからイギリスへやってきた転校生。学校の生活にもなれて、少しずつ勉強もできるようになってきた。でも、本で物語を読むことだけは好きになれなかった。お話は、身ぶり手ぶりをつかって話すものだと思っていたから…。


ぼくはうちゅうじん (ちきゅうのふしぎ絵本)
ちきゅうも、ほしなの?うちゅうに、ほしはいくつあるの?地球から宇宙へ、夢をひろげる子どもたちへ


小学校高学年(5、6年生)


ぼくの、ひかり色の絵の具 (ノベルズ・エクスプレス)
担任に納得のいかない絵を描かされ、ユクは傷つく。憧れの少女に励まされつつ、ユクは自分自身を発見していく。爽やかな物語!!


ぼくとテスの秘密の七日間 (文学の森)
テッセル島で出会った女の子、テス。ぼくよりちょっと年上で頭ひとつ分、背が高い。それに、ヘンなことが好きなんだ。テスはパパを知らないんだって。そんなことって、あるわけ?初めて会ったヒューホを「パパ」と認めるかどうか、テスはじぶんで決めたいと願っていて、サミュエルはそんなテスの秘密の計画に手を貸します。家族ってなんだろう。少年サミュエルの心が旅する七日間の物語。


ちいさなちいさな―めにみえないびせいぶつのせかい
わたしたちの身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生きもの―微生物。その存在と、わたしたちの暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの科学絵本です。


レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり (世の中への扉)
葛西選手が傷だらけのメダルに込めた思いは? お年玉ももらえないほど貧しかった少年時代って? 「小さな葛西たち」の強さの秘密は?
ソチ五輪で2個のメダルを獲得した、スキージャンプ・葛西紀明選手の人生と、葛西選手を育んだ下川ジャンプ少年団の子どもたちを描いた、感動のスポーツノンフィクションです。偉大なアスリートと少年少女たちの奮闘を読めば、夢に向かって頑張ることの大切さが伝わってきます。



中学校


夏の朝 (福音館創作童話シリーズ)
美しい情景描写とともに描かれる過去への旅を通して、主人公莉子は、さまざまな人の想いに触れます。
綿々と続いてきた、この家で暮らした人々のつながりの先頭にいる莉子。
その莉子に手渡された想いが、どのような形をとって「今」に現れるのか。
その鮮やかさには思わず息をのみます。
気鋭の画家木村彩子さんによる挿絵も、見どころの1つ。
一見水彩のようにも見える木村さんの油彩が、
この美しく優しい物語の世界と見事に響き合います。
この作品を読み終えると、きっと、私という人間が、いまこうしてここにあることの不思議を思い、
そして懐かしいあの人に会いたくなります。



ブロード街の12日間
ビクトリア朝のロンドンを舞台にくりひろげられる、手に汗にぎる物語です。
親もなく、家もない。そして、誰にも言えない秘密を抱えた13歳の少年イール。
一人、寝場所を探し、日々の糧をみつけて生きてきたイールでしたが、
夏の終わり、ねぐらにしているブロード街に「青い恐怖」が……!
イールは、ジョン・スノウ博士の助手として、
この恐ろしい病がどこからきたのかつきとめるため、奔走します。
150年以上前の史実をもとにした物語。



うなぎ 一億年の謎を追う (科学ノンフィクション)
土用の丑の日に、こぞって口にされるウナギ。実はとてもその謎の多いミステリアスな生き物だ。そして、ついに世界初の天然のウナギの卵が発見された!一方でレッドリストに掲載され絶滅の危機にもある。身近な生き物・食材から、科学的好奇心をくすぐる一冊!


高等学校


希望の海へ
十歳にも満たない戦災孤児アーサーは、汽船に乗せられ、たったひとりでオーストラリアに送られた。そこで、待ち受けていたのは…。過酷な現実を生きる中にも、ちりばめられる愛や幸せ。巨匠モーパーゴが描く、父娘二代にわたる感動の物語。


マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
女の子が学校に通う権利を訴え、タリバンに襲撃され重症を負ったマララ・ユスフザイさん。
いまイギリスで暮らす彼女が若い読者に語りかけます。
幼いころの思い出、家族のこと、タリバンの侵攻、命をかけて訴えてきた「女の子が学校に通う権利」、襲撃を受けた「あの日」のこと、そして故郷から遠く離れて暮らす現在。
信念を持ち続けるマララさんにだれもが心を揺さぶられます。



ペンギンが教えてくれた 物理のはなし (河出ブックス)
ペンギン、アザラシ、アホウドリ…人間の計り知れない世界を生きる動物たち。その体に記録機器を取り付ける手法「バイオロギング」を用い、驚くべきメカニズムに迫る。近所の鳥への眼差しも一新。
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