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しめ飾り。いつ飾る?いつ外す?

あなたの家では、お正月にしめ飾りをしていますか?
最近、しめ飾りをする家が少なくなったと思いませんか?

逆に、クリスマスにクリスマスリースをされる家が増えた気がします。
イルミネーションをされている方も多くなりましたよね!?

クリスマスも楽しみたいですが、日本の文化も後世に引き継いでいきましょう!


しめ飾りの由来
お正月に注連縄(しめ縄)を飾るのは、そこが清浄な場所であることを示すとともに、歳神を家に迎えるときの目印ともなり、また災いをもたらすという禍神が、家の中に入らぬ ようにするための呪として飾られています。
輪飾り(めがね)は、火の神様(台所)、水の神様(水道の蛇口)、お手洗いや裏口、子供の勉強机、主婦の鏡台などに飾り1年の安泰を祈ります。

旧来、注連縄(しめ縄)は神事の際に神聖な場所と俗世間との区切るために張られたり、神体にあたるもの(木、岩、など様々)を示すために張られ、昔は年神祭りの祭場全体に張り巡らしたそうですが、次第に簡略化され、現在のような「しめ縄」になったとされます。

正式には「注連縄」と表記されますが、御神体を指し示すことより「標縄」と書かれたり、三、五、七筋の藁、紙垂(しで)を下げる形状から「七五三縄」と書かれたりもします。 語源として、「古事記伝」に「しりくめ縄」とあり、「りく」が略され「しめ縄」となったとありますさらに古く、「古事記」では、「尻久米縄」、さらに「日本書紀」には天照大神が岩戸より出る時の一節に「斯梨倶梅儺波」とあります。

飾る時期
飾り始める日は松飾りの飾る期間と同じ扱いで良いが、地域によって風習は異なり、現在ではクリスマス後から28日までに飾る事が一般的である。29日と31日に飾る事は縁起が悪い事とされ、31日に飾る事を一夜飾りといい、迎え入れる神様に失礼であるとされる。飾りを取り外す日も地域によって風習が異なり、1月7日に七草がゆを食べた後、若しくは15日の小正月の後に取り外すとされる。

しめ飾りの処理方法
注連縄は、1月中旬に神社などで行われているお炊きあげで焼納するのが一般的です。

しめ飾りの種類
飾り付けの素材、方法などは各地方、地域での古くからの伝承により多岐にわたるようです。
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